ヤミ金や暴力団が主流だったオレオレ詐欺に一般人が参加したため、被害が急速に拡大しました。

オレオレ詐欺

オレオレ詐欺の登場は世間を賑わせました。
現在では振り込め詐欺と呼ばれていますが、この詐欺は非常に多くの被害を出したのです。

 

ヤミ金業者がオレオレ詐欺を行うケースも多く、犯行グループの逮捕が課題となりましたが、うまく進んでいないのが現状です。
架空口座を利用した複雑なオレオレ詐欺は、ヤミ金業者が誕生させたのが最初と言われています。

 

特徴は若い人の声で高齢者に電話をかけ、子供や孫を装ってお金を請求すると言う手口です。
ヤミ金に借金して今すぐお金を払わないと暴行を受ける、交通事故を起こして示談金を支払わないと刑務所に入ってしまう、などがあります。

 

共通するのはお金をすぐに支払わないと危険だと訴えかける点です。
特定の口座へ大金を振り込む手口は、連日ニュースで報道されて注意喚起がなされました。

 

しかし、これが逆効果になってしまったのです。

 

高齢者に電話して泣き落としをする、たったこれだけで数千万のお金が手に入ると模倣犯を増やす結果になってしまいました。
事実、ヤミ金や暴力団が主流だったオレオレ詐欺に、一般人が参加した結果、被害が急速に拡大したのです。

 

 

オレオレ詐欺への警戒心が強まってくると、今度は別の手口が横行するようになります。

夫が痴漢をして拘留されている会社の金を横領した、などの電話を関係者が連絡してくるのです。
会社の社長を名乗る場合もあれば警察官を名乗るケースもあります。
そして息子を名乗る人物から、泣きながらお金を払って欲しいと懇願されるのです。

 

無差別だったオレオレ詐欺も、入念な下調べをして電話してくるようになります。
息子の職業や電話番号を調べ上げ、状況に適した会話を織り交ぜることでリアリティーを増したのです。

 

また、事前に携帯番号を変えると連絡があり、番号を変更させる事例も確認されています。
携帯電話に息子から着信があれば、その相手が偽物だと疑うのは困難と言うものです。

 

多少怪しく感じても、困っている息子のためにとお金を振り込んでしまう親心を利用した悪質な詐欺です。現代でも振り込め詐欺は無くなっていません。

 

普段から家族同士でコミュニケーションを取り、いざと言う時の合言葉を決めておくと良いでしょう。

 

詐欺業者は新しい手口で蔓延しているので気をつけて下さい。