出資法違反や脅迫の疑いでヤミ金経営の男性4人が逮捕されています。

ヤミ金業者の逮捕事例

ヤミ金業者は悠々自適にお金を脅し取っている訳ではありません。
警察が動き逮捕される事例もあるのです。

 

 

ヤミ金業者が逮捕される流れ

まずは被害者の訴えが無ければいけません。

誰も被害を受けていないのにヤミ金業者を逮捕することは出来ないのです。
仮に警察が動いても軽い罰や注意で終わってしまうでしょう。
そのため、明確に被害を受けている人の被害届が重要となります。

 

そして、この被害届が受理されるとヤミ金の実態が暴かれて逮捕に至るのです。

ヤミ金業者の逮捕で良くあるのは、悪質な嫌がらせを続けている場合です。
脅迫まがいの電話を連日のように掛けていると、被害者は精神的に追い詰められてしまいます。
そうした状況に追い込み、死に物狂いでお金を集めるように仕向けるのが目的なのです。
しかし、追い詰められた人間が警察に逃げ込むことも少なくないのです。
その際、明確な証拠が必要となります。
電話を録音しておいたり、違法な金利で貸している証拠をメモしていたりすると、逮捕が早まるでしょう。

 

 

2014年、ヤミ金を経営する4人の男性が逮捕される事例がありました。

きっかけは脅迫電話を受けた女性からの通報です。
今すぐ利息の支払いをしないと海に埋めると脅迫した結果、怖くなった女性が警察へ駆け込んだのです。

 

女性は頻繁に脅迫電話を受けており、電話を録音するようにしていました。
その結果、その電話の内容が証拠となり逮捕が可能となったのです。

 

脅迫による容疑で逮捕した後は、ヤミ金業者の実態を暴くために家宅捜索を行います。
そこには借金をしている人の名簿や貸した金額等の帳簿が見つかり、利息制限法に違反していることが明らかになりました。

 

無登録の賃金業でもあるため、出資法違反での検挙も行われます。
裁判の結果、リーダー格の男性には懲役5年、他の3人は懲役3年の判決が言い渡されました。

 

こうしたヤミ金業者は反省の色が薄く、刑務所を出た後にまた犯罪を行う確率が高くなっています。
厳罰化が望まれる一方、被害金額の返還が滞る点にも問題が残っています。